「ドコモの名前変更や名義変更をしたい!」
このように思った時は、どのように手続きを進めれば良いのでしょうか。
結論としては、必要書類を揃えてドコモショップに行くことです。
注意点として、名義変更の手続きはドコモオンラインショップではできず、ドコモショップへの来店が必須であること。
この記事では、ドコモの名義を変更する方法に加え、名義変更が必要になるケースや契約者本人が死亡した場合の対処法、ドコモの名義変更にかかる費用や注意点に至るまで、様々な角度から解説を進めていきたいと思います。
これからドコモの名義変更をする予定ならぜひ、これから紹介する内容をおさえた上で、ドコモショップに足を運んでくださいね。
ドコモの名義を変更する方法

ドコモの名義変更をするまでの流れは以下の通りです。
- 必要書類を準備する
- 来店予約をする
- ドコモショップに足を運ぶ
ご覧の通り、とにかくドコモショップに行けば良いというわけではありません。
あらかじめ必要な書類を持参しておかないと二度手間になりますし、来店予約をしておかないと、膨大な待ち時間が発生してしまう可能性もあります。
以下、必要書類と来店予約について、もう少し詳しく見ていきますよ。
必要書類は来店者によって異なる
名義を譲り渡す方(Aさん)から、譲り受ける方(Bさん)へ名義変更する場合、ドコモショップへの来店者によって必要書類は異なります。
来店者 | 必要書類 |
---|---|
譲り渡す方(Aさん)と譲り受ける方(Bさん)の2人で来店する場合 | ・Aさんの本人確認書類(コピー不可) ・Bさんの本人確認書類(コピー不可) ・Bさん名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード |
譲り渡す方(Aさん)のみで来店する場合 | ・Aさんの本人確認書類(コピー不可) ・Bさんの本人確認書類(コピー不可) ・Bさんからの委任状 ・Bさん名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード |
譲り受ける方(Bさん)のみで来店する場合 | ・Aさんの本人確認書類(コピー可) ・Bさんの本人確認書類(コピー不可) ・Aさんからの委任状 ・Bさん名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード |
第三者(Cさん)のみで来店する場合 | ・Aさんの本人確認書類(コピー可) ・Cさんの本人確認書類(コピー不可) ・Aさんからの委任状 ・Bさん名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード |
ちなみに、本人確認書類として有効なものは、氏名・生年月日・現住所が記載された運転免許証やマイナンバーカードです。
Bさん名義のクレジットカードもしくはキャッシュカードを用意できない場合は、預金通帳とお届け印でも代用が可能となります。
偏諱変更手続きは来店予約で待ち時間を大幅にカット
必要書類が準備できたら、来店予約を入れておきましょう。現地での待ち時間を大幅にカットできます。
- ドコモの『公式ホームページ』にアクセスする
- 『ドコモマイショップ登録店舗で予約』か『店舗を指定して予約』のいずれかのバナーをタップする
- 任意の店舗のページに移動し、『この店舗の来店予約をする』のバナーをタップする
- dアカウントとパスワードでログインする
- メニューや予約日時、来店する方の情報などを入力する
- 予約内容を確認し、登録手続きを完了する
ドコモショップの来店予約に関する注意点は以下の通りです。
- 予約できるのは翌日以降の日程
- 予約可能時間は店舗や日程などによって異なる
- カウンターが空き次第の案内となるため、多少の待ち時間が発生する可能性もある
来店予約はあくまでも、優先的に案内してもらえる権利です。
混雑状況によっては、ある程度の待ち時間が発生するのも無理はありませんから、時間には余裕を持って行動しましょう。
ドコモの名義変更するにはドコモショップへの来店が必須

冒頭でもお伝えした通り、ドコモの名義変更をするにはドコモショップへの来店が必須となります。
つまり、ドコモオンラインショップなどのweb上ではドコモの名義変更の手続きができないということです。
- ドコモの名義変更はドコモショップへの来店が必須
- ドコモオンラインショップでドコモの名義変更はできない
ドコモオンラインショップは新規契約や機種変更、乗り換えなどが待ち時間なし、手数料なしでできる非常に優秀なサイトですが、残念ながらドコモの名義変更は対象外となっていることを覚えておきましょう。
ドコモオンラインショップの利用できる手続きやメリットは『絶対に活用したいドコモオンラインショップを利用するべきメリット|店舗との差を徹底比較』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

名義変更が必要になるケース
と疑問に思われているかもしれませんね。
名義変更が求められる主なケースは以下の通りです。
- 家族間で名義を変更する場合
- 法人から個人へ変更する場合
これらのケースについて、もう少し詳しく解説をしていきましょう。
家族間で名義を変更する場合
家族間での名義変更に関してですが、よくあるケースとして、以下のような事例が挙げられます。
- 子供が進学や就職で独立する際に、両親名義のケータイなどを子供名義に変更する場合
- 両親が利用しているケータイなどの支払いを子供が担う場合
つまり、ケータイ料金の支払い手が家族間で変わる際に、名義変更が必要になるというわけです。
家族間の名義変更でありがたいのが、本来必要な2,000円(税抜)の手数料がかからないこと。
もしあなたが家族間で名義変更をする場合は、当記事の冒頭で記載した必要書類さえ用意すればOKですよ。
法人から個人へ変更する場合
たとえば、会社から支給されていた携帯電話を、退職後もそのまま利用するといったケースにおいては、法人から個人へと名義が変わるため、名義変更の手続きが求められます。
当然、こちらは家族間の名義変更ではないため、2,000円(税抜)の手数料が発生します。
- 法人から個人へ変更する場合は2,000円(税抜)の手数料が発生する
家族間における名義変更と比較した場合、2,000円(税抜)の手数料がかかってしまうのはデメリットですがこの点は仕方ありません。
前述した必要書類に加え、2,000円(税抜)の手数料を準備した上でドコモショップを訪れましょう。
契約者本人が死亡した場合は継承手続きが可能に


万が一、契約者本人が死亡した場合については、以下のいずれかの手続きをとることになります。
- 継承
- 解約
ここでは、契約者本人が死亡した場合における継承手続きについて、詳しく解説を進めていきたいと思います。
なお、継承手続きの特徴としては以下の通りです。
- 契約した継続利用期間は譲り受ける方に引き継がれる
- dポイントクラブ、dポイントは引き継がれない
- 事務手数料または手数料などはかからない
これらを踏まえた上で、継承手続きに必要な書類や手続き方法について見ていきましょう。
継承手続きに必要な書類
継承手続きに必要な書類は以下の通りです。
- 戸籍謄(抄)本などの相続関係がわかる書類
- 継承後、新たに契約者となる方の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
- 利用者の本人確認書類(契約者と利用者が異なる場合)
- 毎月の支払い手続きに必要なもの
毎月の支払い手続きに必要なものとしては、契約者本人名義のクレジットカードまたはキャッシュカード、もしくは預金通帳とお届け印を用意しましょう。
ちなみに、戸籍謄(抄)本や利用者の本人確認書類についてはコピーでも問題ありません。
継承手続きはドコモショップへの来店が必須
通常の名義変更と同様に、継承手続きについてもやはり、ドコモショップへの来店が必須です。
電話での手続きやドコモオンラインショップにおける手続きはできないので注意しておきましょう。
- 継承手続きはドコモショップへの来店が必須
ドコモショップでの待ち時間をできるだけなくすために、『公式ホームページ』から来店予約を済ませておくのがおすすめですよ。
ドコモの名義変更にかかる費用や注意点


当記事最終項では以下の通り、ドコモの名義変更にかかる費用や注意点についておさえておきたいと思います。
- ドコモの名義変更にかかる手数料は税抜2,000円
- 支払い方法の変更は翌月から適用される
- 残債は変更後の名義人に請求される
いずれに関しても、お金が関わってくることなので、事前にきちんと内容を理解しておきたいですね。
それでは早速、それぞれの項目について解説を加えていきますよ。
ドコモの名義変更にかかる手数料は税抜2,000円
ドコモの名義変更にかかる手数料は税抜2,000円です。
ただし、家族間の名義変更についてはこの限りではなく、手数料無料で手続きをすることができます。
- ドコモの名義変更にかかる手数料は税抜2,000円
- 家族間の名義変更は手数料無料
子供の就職や独立をきっかけに、両親から子供に名義変更する際などは、手数料の負担を気にすることなく気軽に手続きを進めることができますね。
家族間以外の名義変更をする場合には、必要書類の他に、税抜2,000円の費用を忘れないようにしましょう。
支払い方法の変更は翌月から適用される
名義変更の際に変更した支払い方法に関しては、名義変更手続きの翌月より反映されます。
つまり、当月分の料金は変更前の支払い方法が適用されるので注意が必要です。
- 支払い方法の変更は翌月から反映される
- 当月分の料金は変更前の支払い方法が適用される
あらかじめこの点を踏まえておけば、「あれ?ちゃんと引き落としがかかっていない!」
と焦る必要もなくなるでしょう。
残債は変更後の名義人に請求される
ケータイの端末代の残債があるまま名義変更を行った場合、変更後の名義人がその残債を支払うことになる点には注意が必要です。
したがって、名義変更を行う前に、残債の有無をきちんと確認しておきましょう。
- 残債は変更後の名義人に請求される
- 名義変更を行う前に、残債の有無を確認しておく
ここをきちんと理解しておかないと、「え!身に覚えのない請求がかかっている!」ということになりかねませんよ。
ドコモの名義変更まとめ
ここで改めて、当記事のポイントとなる部分についておさらいしておきましょう。
- ドコモの名義変更はドコモショップへの来店が必須
- 名義変更に必要な書類は来店者によって異なる
- 来店予約で待ち時間を大幅にカットできる
- 契約者本人が死亡した場合は継承手続きができる
- ドコモの名義変更にかかる手数料は税抜2,000円(家族間の名義変更は無料)
- 支払い方法の変更は翌月から適用される
- 残債は変更後の名義人に請求される
名義変更に必要な書類は来店者によって異なることや、来店予約で待ち時間をカットできるなど、事前に理解しておけばあなたの貴重な時間を大幅に節約することができます。
ぜひこちらに記載している内容にしっかりと目を通していただき、スムーズに名義変更の手続きを進めてみてくださいね。